わたしたちについて

皆様、ナマステ!こんにちは! 

「ブランディング」という概念は、企業の競争優位戦略にとどまらず、一国の経済発展にとっても、今や無視できないファクターとなっています。

ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山は何ですか、と聞くと、多くの日本人が、「エベレスト」、または「チョモランマ」と答えます。

エベレストは英語、チョモランマはチベット語。ネパール名「サガルマータ」という語を知っている日本人は、まずいません。

実は、これは紅茶にも言えます。「ダージリン」といえば最高級紅茶の代名詞です。ところが、このダージリンと同じ標高の、まったく同じ環境にあるヒマラヤ山麓の茶所「イラム」を知っているひとは皆無です。

実は、ダージリンもイラムも国境を挟んで同じ山の上にあり、収獲されたお茶はすべてディーラーによってインドのカルカッタに集められ、そこで一様に「ダージリンティー」として箱詰めされてロンドンに送られているのです。

実際ダージリンティーとして売られている紅茶の総量は、ダージリン地域から出荷されている約10 倍も市場に出回るとのこと。

ブランド力の皆無な「イラム」という産地名を使うより、隣接したダージリン産と一緒にすることで、初めて世界市場に受け入れられているというのが現状です。

これは実に残念なことです。世界の茶所として大手企業が参入し、機械化が進むダージリンと違って、ネパール・イラムの茶園はほとんどが個人経営の農家であり、人間の手による丁寧な有機栽培をコツコツと続けています。

つまり、ダージリンが紅茶のシャンパーニュと呼ばれていた黄金時代の製法を、イラムでは今も続けているのです。このイラムのお茶が美味しくないはずがありません。

私たちは、紅茶について色々と研究をはじめ、学べば学ぶほど紅茶というものの面白さ、奥深さがわかってきました。日本ではフレーバー・ティーが流行っていますが、一歩踏み込んで紅茶本来の味わいを追求すると、そこには新しい世界が開けます。

私たち、JEAU CHAU(ジョウショー)は、本格的にネパールの紅茶(コーヒー、スパイス)を日本の市場に紹介していこうと活動を取り組んでおります。

弊社の提携先は、イラムの84の茶農家から提供を受けております。

それらすべてが完全有機栽培であるとの認証を世界中の機関から受けています。

是非このほんものの紅茶を体験してみてください。
代表 スーマン・ラール・シュレスタ